『ゆたかな心の宿るカラダ』を作る場の創造を得意とする、ボディーワーカーの永田美香です。
みんなが自分のカラダを好きになれば、この社会はもっとあったかくなる!
その思いを胸に、レッスンや、セミナーを全国各地で開催し、エクササイズ動画の配信などをしています。
先日、京都のノートルダム女学院高等学校で「性の授業」をしました。
この授業の後にみんなから寄せられた質問に、私なりにお答えしたものを、文字で残しています。
前の投稿はこちら!
子育て関連⑥:娘さんに反抗期が来たらどうしますか?
今日から、「乳がん関連」の質問にうつります。
乳がん関連①:乳がんはどうやって分かりましたか?
右胸にしこりがあったことは、娘が生まれて間もなくから気づいていました。
だけど、、、
乳腺炎でしょ。
そう思っていた。
定期的に、助産師さんによる’おっぱいケア’にも通っていて、その方ともそのしこりのことは、話題になったりしていました。
だけど、そんなにおおごととは微塵も思っていなかったし、
子育てにアップアップで、自分のカラダの声を聞く余裕はなかったのも正直なところです。
そしてね、授乳中は乳がん検診って受けられません。
「正確な画像診断ができないから」
という理由で、検診に行ってもだいたい断られます。
だけど、、、私の胸のしこりは乳がんでした。
診断を受けた時のしこりのサイズは、1.6cm。
ステージⅡでした。
体のあちこちに炎症が起こり出して、、、
診断を受ける約3ヶ月ほど前から、身体の異変が気になり始めました。
人生初のインフルエンザにかかり、
人生で数えるほどしかかかったことのない胃腸炎で何度も寝込む、
人生初の外耳道炎を繰り返す、、、
炎症が、カラダのあちこちに起こり始めたのです。
常に、何となく調子の悪い毎日。
そんな時、胃腸炎で寝込んでいる時にふと、胸のしこりが「ズキっ」としたんです。
その場で布団の中から、かかりつけの婦人科に電話をし、
予約無しで飛び込み、3時間待って診察を受けました。
すぐに、今の主治医に紹介状を書いてもらい、
1週間後に丸1日かけて、フル検査。
そして、2週間後には死んだを受けるという流れになりました。
ここにも詳しく書いています。
自分のカラダは自分しか守れない。
もし、私が、あのしこりからの小さな「ズキっ」を見逃していたら、、、
何が起こっていたか、想像するのも怖いです。
私の場合、あと1、2ヶ月待っていたら、予後は厳しいものになっていただろう、、、と主治医の先生もおっしゃいます。
あの時、自分で自分のカラダの声を拾えた。
そして、自分が納得するまで検査をしてもらった。
それが、今の私がある理由です。
治療が始まれば、多くの人に助けてもらえます。
様々なプロフェッショナルたちが、一丸となって私の命を守ろうとしてくれます。
だけど、、、その動きは、私が起こすのです。
私を守れるのは、私しかいない。
これは、私が伝えていける大きなメッセージだと思っています。
ご要望があればどこへでも
私のこのような講演は、お声掛けいただければ、どこへでも出張します。
今回は高校2年生の女子が対象でしたが、
もちろん、男の子にも聞いてもらいたい!
お父さん、お母さんがたにも、お話をするチャンスをいただくこともあります。
みなさんとお会いできるのを楽しみにしています。