『ゆたかな心の宿るカラダ』を作る場の創造を得意とする、ボディーワーカーの永田美香です。
みんなが自分のカラダを好きになれば、この社会はもっとあったかくなる!
その思いを胸に、レッスンや、セミナーを全国各地で開催し、エクササイズ動画の配信などをしています。
4月から始まった、【RBM~カラダの地図を明確にする~】スクール。
このスクール制の講座は、月に1度決まったメンバーで集まり、「骨」を触っていくことで、自分自身の輪郭を明確にしていきます。
ついに、昨日第1期が最終回を迎えました。
積み上げた信頼がつくる静かな場。
今回が、このメンバーで作る10回目の場。
ここに集うみなさんは普段、カラダに関わる仕事をされてはいません。
ですが、昨年の4月から、10回、人のカラダの骨を触ってきました。
同時に、人に自分のカラダを触ってもらう経験も積まれてきました。
もう私が伝えることは、ありません。
リードするのみです。
「10分で上腕骨まで触りましょう」
私が目安の時間をお伝えし、触る部位だけ限定します。
あとは、みなさんがペアになった方と会話をしながら、
時に、言葉のない会話をしながら、進めていかれます。
専門家ではない方々が、人を触る。
そして、触られた人はもちろん、触った人も、カラダが心地よく変化をしていく。
これは、ものすごく成熟した場だからこそできること。
お互いを信頼できるからこそ、自由に時間を楽しむことができるのです。
人のカラダにインパクトを落とせる人とは?
人のカラダを触るスキルは、
どれだけ自分のカラダを触られたかに比例します。
マッサージでも、ヨガやピラティスのレッスンでもですが、
人に触られてがっかりしたり、違和感が残る場合、
それは施術者が、自分が人に触られる経験(インプット)を積む時間に対し、アウトプット(人を触る)が圧倒的に多いから。
貯金のない状態で、散財しているようなものです。
それでは、人のカラダに変化をもたらすようなインパクトは落とせません。
ですがそれでも、人間の身体は素直なので、
「あー、気持ちよかった。」
という状態は生まれます。
「まー、明日になったらまた、凝ってるけどね」
という、一過性のものにはなりますが。
さらに、施術者さんはとても疲弊している場合が多いです。
とはいえ、
「それでもいいんだよ!
その時の気持ち良さが大事だから!!」
そういう選択だってありです。
それはそれでもいいのです。
私が提供したいものとは違う、それだけなので。
選ぶ人が、自分の目的のために、より多くの選択肢の中から選ぶ。
社会の中に、選択肢が多いのはいいことです。
上肢→下肢→骨盤帯→脊柱→頭
最終回の今回は、ペアを変えながら、
上肢→下肢→骨盤帯→脊柱→頭
の流れで触っていきました。
最後の頭を触ってもらう時に毎回感じますが、今回も感じました、、、。
「私って、案外小顔!」
そして、
「私の頭蓋骨って、小さくて、背骨の上に乗せやすい!」
これは、体全体の骨の大きさを把握できるから湧き出る感覚です。
私たちのカラダって、すごく、バランスを取りやすくできているみたいです。
4月には第2期がスタートです!
第2期は、第1期の倍の人数での開催が決定しています。
また新しいカラダとのご対面、
自分のカラダでの感動、
みんなのカラダをみんなで見守る安心感、
どんな場を育んでいけるのか楽しみです。
第1期のみなさん、ありがとうございました。
私も、みなさんのおかげで一回り大きくなれました。