「いい加減にしなさい!」って言えたらどれだけ楽だろうか。。。

日記・思ったこと

『ゆたかな心の宿るカラダ』を作る場の創造が大得意な、ボディーワーカーの永田美香です。

 

みんなが自分のカラダを好きになれば、この社会はもっとあったかくなる!

その思いを胸に、レッスンや、セミナーを全国各地で開催し、エクササイズ動画の配信などをしています。

 

突然ですが、、、

 

イライラしない子育て?

んなもんあるかいッ!!!

 

あ、、、いけない、いけない、、、今年のテーマは「たおやかに」だった。

 

「美香さん、子育てしててイライラするんですか?」

 

って、幼稚園のママ仲間から聞かれました、秋頃に。

 

それから、数ヶ月かけて書いてエントリーを、ようやく公開します。

 

イライラしない子育てなんてない!

そう、子育てをしていて、イライラしないなんてありえない

 

あくまでもこれは、私の持論です。

 

もしかすると、イライラしたことないよ!、、、そんな方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

 

産後すぐは、ホルモンの影響で、それは仕方のないこと。

 

その後も、

子どもの行動範囲が広がったり、

イヤイヤ期なるものがきたり、

それに続いて自我が芽生えてくるし、

だんだん自分に似てくるのも、「あちゃー」って思う原因になる。

 

 

自分自身の社会復帰や、

やりたいことへの意欲がむくむくと起き上がってきて、

「自分時間」と「子育てと家事の時間」のバランスの悪さがイライラの元になったり。。。

 

少しずつ手がかからなくなると、今度は反抗期とかくるんですよね???

 

 

子育てに、イライラって付き物だと思うのです。

 

 

どんなタイミングであっても、

自分とは違う「個」と共に時間を過ごす以上、いろんな感情が生まれて当然ですもの。

 

 

そして、

同性同士であれば、分かり合えてしまうからこそくるイライラもあるし、

異性であれば、理解不能な域を超えてしまってイライラすることもあるでしょう。

 

 

私は、イライラは、していいと思っています。

「イライラ」という感情も、嬉しい、幸せ、悲しい、楽しい、、、など色んな感情と同じように、とても大切だと思っています。

 

 

一つのことさえ、守っていれば。

 

そのただ1つのことは、、、

私にとってのその一つのことは、自分を俯瞰すること

 

「自分を俯瞰する自分」を、常に持っておく。

 

 

どんな顔をしている自分がいて、

どんな言葉を発しようとしていて(発していて)、

その時、子どもとの位置関係はどうなっているのか?

 

 

そして、周りの状況も合わせて俯瞰する

 

娘は、どんな顔をしているか。

私の声を聞ける状況なのか?

どんな場所での出来事なのか?

 

 

そんなことを俯瞰しておけると、無意味な大爆発が防げます。

さらに、後で振り返ることができます←これが大事!

 

 

私が何にイライラしていたのか?

私が何をして欲しかったのか?

この子の気持ちはどうなんだろう?

この子は、何をしたかったのか?

 

 

こういうことって、イライラしている真っ最中には、考えられないもの。

だけど、せっかくイライラしたんだもの、そのエネルギーは、次に活かしましょうよ。

 

 

そんなことできないよ、、、って思う方もいるでしょう。

 

 

だけどね、そこはチャレンジです。

私も、チャレンジし続けたら、最近はだいぶん落ち着いてきました。

 

私がそのチャレンジを続けるわけ

親の一言って、子どもの中に、長く長く残っていくのです。

 

この行動が、

この表情が、

この一言が、

子どもの心の中に、ずっとずっと残っていくものです。

 

だってね、子どもにとってこの世で一番大切な存在は、親なんですから。

 

 

そう思ったら、私もそのチャレンジができています。

 

そして、チャレンジ続けると、それが当たり前の習慣になってくる

 

決して、叱らない子育てとは違います。

イライラしていることすらも、伝えていいと思っています。

 

親だって、人間だもん。

子どもだって、言ってること理解できるもん。

 

この両方を、忘れずにいようと思っています。

 

親も子も、どちらの’言い分’も’思っていること’も、出し合ったほうがいい

 

 

時には、ぶつけ合うと言うのが正しいような状況もある。

それも大事ではないでしょうか?

 

どちらかが、力で押さえつけられるような関係は、何も前には進めません

 

表面上、人の顔色を伺って「いい子」でいるような子に娘にはなって欲しくない。

 

 

私は、決して「叱らない親」ではないし、「叱らない子育て」をしたいわけでもないのです。

 

私も、旦那様も、違うことは、違うと伝えます。

時に、しっかりと「叱る」こともあります。

 

大切なことは、

それが伝わる状況を作り、伝わったことを確認すること。

 

人間を育てる時は「伝える」ことしかできないから。

子育てを始め、人間を育てる上では、「教える」ってことはできません。

 

できるのは、「伝える」ことだけ。

 

親は、生きてきた時間が長いぶん、経験を通した様々なことを、伝えられる。

子どもは、先入観がないからこそ湧いてくる、多様的なものの見方を伝えられる。

 

子育ては、親育てとも言われます。

その通りだな、この子に育ててもらってるな〜〜〜って思うことがたくさんあります。

 

伝えることは、伝わって初めて意味をなすものです。

 

 

私の伝え方は、独りよがりになっていないだろうか?

私は、伝える努力をしているだろうか?

この子が受け取れる「場」を作っているだろうか?

 

 

常に、考えています。

 

「いい加減にしなさい!」って言えたら、どれだけ楽だろう?

って思うことがあります。

 

大声で、「いい加減にしなさい!」って言えば、大きな声を出すだけでスッキリしますもん。

 

だけど、子どもの頃に、悶々とした記憶があるんです。

 

「いい加減」ってなんだろ???

何をしたら、怒られなくなるんだろう?

 

って。←ここに疑問を持ったことは、親に伝えたことはないですけどね。

 

 

しかも、その疑問は、誰にもぶつけられないまま、残り続けています。

 

 

ぶつけられないですよね。

自分より身体の大きい親が、怖い顔で、でっかい声で言ってくるんだもん。

 

そこで、「いい加減って何?」とか言ったら、さらに怒られることは目に見えてるもんな。。。

 

その辺、子どもは賢いですからね。

 

正しく「伝えたい」大切なこと。

「お父さんに怒られるよ!」

「先生に怒られるよ!」

 

と言う言葉を聞くたびに、その無意味さを感じます。

 

それを言われて育った子は、確実に、誰かの顔色を見ながら生きていきます。

本当に考えなくてはいけないことを知らないままに。

 

 

ある道場にお邪魔した時、剣道の稽古にきた親子がいました。

 

子どもは、早く道場に入りたくて靴を脱ぎ捨てて入って行きました。

 

するとお母さんが、

「ほら、お靴揃えないと、先生に怒られるよ!」

と言いました。

 

ん?そうなのか??

先生に怒られるから、お靴は揃えるのか??

 

うーん、、、違うよね〜〜〜。

 

 

次の人が、気持ちがいいように。

次の人が、入りやすいように。

そして、帰る時にみんなが靴を履きやすいように、、、。

 

そんな物事の「本当の意味」を端折りすぎていませんか?

 

やっと書けた!

このエントリー、実は3ヶ月くらい、書いては消し、また書いては書き直してきたんです。

 

きっかけは、ママ友に言ってもらった一言。

 

「美香さん、一人目の子育てから安定しててすごい!イライラすることあるんですか?」って。

 

それから、いろいろ考えていました。

 

私もイライラするし、大声も出すし、怖い顔もする。

だけど、激減してきたよな〜〜〜って。

 

その理由をあれこれ考えていて、行き着いたのが「自分を俯瞰する自分の存在」でした。

 

さっきも書いたけど、イライラしますよ。

 

今日だって、「うおぉーーーーーー!!!」ってなりました。

 

だけどね、そんな時は考えるんです、

今、大声出して、いい方向に物事は動くのか?って。

 

自分で、自分の首を絞めるような経験を何度もしたので、、、。

大抵、大きな声出しても、好転した試しもないので、、、。

 

そんな時は、黙って深呼吸して、距離を置くのでした。

 

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