本物を肌で感じる

日記・思ったこと

みんなが自分のカラダを好きになれば、この社会はもっとあったかくなる!ボディーワーカーの永田美香です。

 

久しぶりに、大阪府警剣道特練の稽古を見てきました。

 

 

ずっと鳥肌が立っていました。

いや〜、すごい雰囲気でした。

 

私自身は、剣道はしませんが、剣士のカラダケアのプロとして、かなり幅広い層の稽古をたくさん見せていただいています。

 

日本一を争うレベルの中学生、高校生、社会人のチーム。

それぞれのチームの稽古を見るたびに、それぞれのチームが強い理由を感じます。

 

昨日の大阪府警は、警察剣道界で日本で目下3連覇中。

そして今、彼ら彼女らは4連覇をかけて、日々の稽古に励んでいます。

 

その連覇をしている理由が、あの稽古にあるなと感じます。

 

とても厳しいのだけど、とても美しい。

泥臭いですよ、一人一人を見ていると実に泥臭い

 

だけど、まとまると、ものすごく美しい場が出来上がるのです。

それが、大阪府警の剣道特練が3連覇をしている証しかな、そう感じながら見ていました。

 

そして、そんな場は、2歳半というまだ動物的なカンに頼りながら生きている娘も、感じていた様子。

 

大きな音にビビるかと思いきや、、、

食い入るように稽古を見ていました。

 

娘が剣道するとかしないとかは別として、あのレベルの空気感を、肌で感じさせてあげることができることは、とてもありがたいことです。

 

一流を知ることは、豊かに生きる力になります。

 

 

 

みなさん昨日は、朝一で一つお仕事をしてからの稽古だったため、午前中の稽古は約1時間半。

男女が、同じメニューをこなします。

 

その強度は、精神的にも体力的にも高いレベルです。

 

だけど、本当に強いから、言い訳なんてしない。

やりきるのです。

 

そんな精一杯の中なのに、私たちの前を横切るときに、「あ!美香さん!」って笑顔で声をかけてくれる。

 

ちょっと足を止めて、「元気ですか?」って言ってくれる。

 

息切れてない、みんなすごい。。。

憧れの極みです。

 

女子の監督を務める寺本さんは、到着した私たち家族にすぐに気づき、飛んで来てくださるくらいの視野の広さと、心の余裕

 

しばらくすると、男子の監督の佐藤さんも、指導の手を休めて寄って来てくださり、私にも娘にも優しい声をかけてくださいました。

 

佐藤さんも、寺本さんもですが、

 

稽古を見ながら、私たちと話をして、

私たちと話をしては、気になるところに声をかけていらっしゃる。

 

 

怒鳴ることなく、

変な圧をかけることなく、

 

ただただ、そこで稽古をする超一流の剣士達にとってのアンカーになっているような感じ。

 

それも、このチームの強さですね。

 

選手は常に必死です。

常に上を上を目指して、後先考えずに稽古に打ち込みます。

 

だからこそ、誰かが「アンカー(礎・戻る場所)」である必要があるのです。

 

監督を務めるお二人のフレンドリーさが象徴するように、選手達も優しい笑顔で、私たちに話し掛けてくれました。

 

痛いところや、

日頃のケアの相談もたくさんしてくれました。

 

 

壁には、私がこちらにお邪魔していたときに作ったPOP(掲示物)を、まだ貼ってくださっていました。

 

「若手が入ると、みんな読んでるから外せないんっすよー!」

って言ってもらって、美香さん、また新しいの作っちゃおうとやる気出ました!

 

こういう一言をかけられる彼らの優しさにも、私は感謝しているのです。

 

本当に強い人は、本当に優しい。。。

現在3連覇中、4連覇に向けて、今年はまた、少しみなさんに関わろう!と決めたのでした。