剣道のカラダケアの専門家であり、『ゆたかな心の宿るカラダ』を作る場の創造を得意とする、ボディーワーカーの永田美香です。
剣道のカラダの専門家?
永田美香って誰?って思った方はこちらをどうぞ!
先日、東邦大学医療センター大橋病院で開催された市民講座、
【スポーツと頭部外傷】
に参加してきました。
「脳震盪=脳の代謝障害である」だからこそ知識を持って接する
脳震盪では代謝が乱されて起こる症状が出る。
だから時に見過ごされやすく、軽視されやすく、すぐには消失しない。
その時はなんともなく思えても、数時間経って吐き気や頭痛が出るケースもあるし、
外から見ていたら普通にしているようにみえても、本人はとても辛い思いをしていることもある。
脳震盪は、目に見えないからこそ、
現場レベルで、この障害をもっと理解しなくてはいけない。
そんなことを、いろいろ考えた時間でした。
「頭をぶつけたから脳震盪」ではないのです
全ての方に脳震盪について、触れておいて欲しいです。
いつ誰が、どんな場面で頭部外傷(頭の怪我)をおうか、わからないからです。
特に今回感じたのは、
この知識を私たち未就学児パパママたちが持つ必要があるなと感じました。
なぜなら脳震盪って、CTやMRIで異常がなしと言われることがほとんどで、その「症状」を見極め、見守っていくしかないからです。
そして多くの場合、小さな子どもたちは、自分のカラダで起こっていることを、誰かに伝えるすべを持たない。
だからこそ、私たち一番そばにいるパパママたちが、「いつもと違う」に気づくことが早期発見には欠かせないし、子どもを守る唯一と言ってもいい方法。
頭部外傷って、スポーツ現場だけではありません。
つかまり立の子どもたちや、
歩き始めの頃の子どもたちはよく転んで頭ぶつけますし、
強い尻もちでも柔らかい脳は、大きく揺れます。
ちょっとアグレッシブに遊ぶようになったり、
自転車の練習などを始める幼稚園世代にとっても、頭の怪我って切っても切り離せないものです。
難しいことを学ぼうとしなくていい
ぜひ、この【脳震盪認識ツール5】を、手に取ってみてください。
そして、一度目を通してみてください。
こちらのリンク先にPDFがあります。
これを、理解しようと難しく考えることはいりません。
まずは、脳震盪の症状のことを知ってください。
このPDFにもありますが、
「気づいてやめさせる」
これが、重篤な怪我に発展させない第一歩目のアクションです。
お子様の習い事、
公園やアスレチックなどのお外遊び、
室内でも、子どもたちが多く集まるところでは、思いがけずぶつかったりすることもあります。
おかしいな、そう気づける目は、「知ること」で始まります。
剣道の場面で、、、
さて、私は剣道に関わることがありますが、
剣道では、竹刀を落とすと反則が取られるので、体勢が崩れて倒れそうになっても、両手をギリギリまで竹刀から離さず変な倒れ方をする場面がよくみられます。
警察剣道を見ていると、日頃から体当たりが強い中で稽古をしていることもあるのか、比較的うまく転びます。
だから、あまりハラハラしませんが、、、中学生、高校生の試合を見ていると、、、ハラハラです。
特に高校1年生男子。
3年生との体力、体格差はもとより、剣道のスタイルが全く違います。
体当たりの強さや、力のかける方向も中学時代のそれとは、だいぶ違う。
鍔迫り合いをするときの、力の伝え方もずいぶん違います。
突き上げられての脳震盪や、尻もち、背中から床に転んだ衝撃で脳が揺れると言うこともあり得ます。
相手がいることですから、防ぎようのない場合もある。
だからこそ、起こった時にどうするか?を知っておくのが大事です。
何も起こらないに越したことはない。
だけど、事故は起こってしまうから。
みんなでみんなの大切な命と未来を守りましょう!
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